教員の転職先はどこか|離職教員のうち転職した人の割合
文部科学省「学校教員統計調査」(令和4年度)によると、公立小・中・高等学校の教員のうち、20〜50代で離職した12,498人の中で「転職のため」を理由に挙げた人は3,688人、割合にして29.5%です。統計上の「転職のため」とは、高等学校以下の学校の本務教員以外の職業に就いた人を指し、大学・短大等の教員、教育委員会を含む官公庁への異動、民間企業への就職などが含まれます(調査の注記による)。
学校種別に見ると、小学校は離職者15,030人のうち転職2,098人(14.0%)、中学校は離職者8,477人のうち転職1,288人(15.2%)、高等学校は離職者5,601人のうち転職651人(11.6%)です(いずれも公立、全年齢)。20〜50代に絞ると割合が上がるのは、統計に含まれる離職理由には定年退職も含まれ、60代以降の離職者の大半が定年退職だからです。
自分の年代の離職者数を見る
教員の離職と転職は年代によって傾向が違います。年代別のページで、離職者数と転職の割合、比較先の年収を確認できます。
教員の転職先になりうる6つの候補
「転職のため」に含まれる進路のうち、求人や年収の情報が公開されているものを並べました。比べる目的の表なので、複数の候補を並べています。
| 転職先の候補 | 年収の目安 | 詳しく |
|---|---|---|
| 塾・予備校の講師 | 求人により幅がある | 面談で確認 |
| 教育企業(EdTech・教材制作) | 求人により幅がある | 面談で確認 |
| 企業の研修講師 | 求人により幅がある | 面談で確認 |
| 市役所職員(行政職) | 618.8万円 | 年収を見る |
| 学校事務(公務員) | 489万〜740万円 | 年収を見る |
| 教育委員会(事務職員) | 約597万円 | 年収を見る |
学校事務の年収は総務省調査から推計した20代〜40代の目安(下限は20代、上限は40代)。行政職・教育委員会の年収は都道府県平均の推計値です。
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公務員試験を受け直す場合
市役所職員・学校事務・教育委員会のいずれも、多くは採用試験を経て公務員になる進路です。国家公務員などの採用試験倍率は試験区分によって大きく異なり、もっとも高い国立国会図書館(総合職)は68.8倍(令和7年度)です。採用試験の倍率一覧で職種ごとの倍率を確認できます。年齢制限は試験区分ごとに違うため、詳しくは公務員試験の年齢制限で確認してください。
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学校種別の離職者数・転職者数(令和4年度・公立)
| 学校種 | 離職者数 | うち転職 |
|---|---|---|
| 小学校 | 15,030人 | 2,098人 |
| 中学校 | 8,477人 | 1,288人 |
| 高等学校 | 5,601人 | 651人 |
| 合計 | 29,108人 | 4,037人 |
よくある質問
- Q. 教員を離職した人のうち、転職した人の割合はどれくらいですか。
- A. 文部科学省「学校教員統計調査」令和4年度によると、公立小・中・高等学校の教員で20〜50代のうちに離職した12,498人のうち、3,688人(29.5%)が「転職のため」を理由に離職しています。
- Q. 教員の転職先として多いのはどこですか。
- A. 統計上「転職のため」は教員以外の職業に就いた場合全般を指し、内訳は公表されていません。当サイトでは求人が確認できる教育業界の民間求人と、公的統計のある公務員(市役所職員・学校事務・教育委員会)を候補として整理しています。
- Q. 公務員に転職する場合、年齢制限はありますか。
- A. 国家公務員一般職(大卒程度試験)は21歳以上30歳以下です。試験区分によって幅があるため、志望する試験の受験案内で確認する必要があります。
出典
文部科学省「学校教員統計調査」令和4年度 教員異動調査 離職の理由別 年齢区分別 離職教員数(小学校・中学校・高等学校)
・小学校:https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000040168084&fileKind=0
・中学校:https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000040168093&fileKind=0
・高等学校:https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000040168111&fileKind=0
数値はいずれも公立の値です。「転職のため」は、高等学校以下の学校の本務教員以外の職業に就いた者(大学・短大等の教員、教育委員会を含む官公庁への異動、民間企業への就職等)を指します(調査の注記による)。20〜50代の合計は、25〜30歳未満から55〜60歳未満までの年齢区分を合算した当サイトの集計です。
・国家公務員採用試験の倍率・年齢制限:国家公務員の採用試験倍率・公務員試験の年齢制限を参照
・サービス内容:教育転職ドットコム公式サイト https://kyouikutenshoku.com/(2026年9月時点)
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