【悲報】初めてアプリ課金が発生!喜んだのもつかの間【現実は厳しかった】
こんにちは、Stacaの中の人です。
今回は初めてアプリ課金が発生したときの少し悲しいお話です。
アプリを公開して半年、売り上げはゼロ
まずは僕が公開しているアプリStacaのアプリ課金に至るまでの仕組みを軽く解説。
- お店がスタンプカードを登録。このときに初回30枚分を無料でプレゼント
- お客さまがお店のスタンプカードを取得
- 来店時にカードの1個目のスタンプを押した時点で1枚消費
初回無料30枚分を使い切ると、追加カードをアプリ課金で購入してもらう、という流れです。
30枚を使い切るということは、お店とお客さまの双方でアプリを継続して利用してもらっている証拠。
スタンプカードの情報だけでなく、顧客リストも兼ねているので、無料分を使い切った時点でお店にとっては手放せないアプリになっているはずです。
その状態で「追加カード100枚で250円」程度なら気軽に購入してもらえるのではないかな、というのが狙いでした。
しかし、アプリを公開してから数か月は売り上げが発生しない日々が続いていました。
「そろそろアプリ課金が発生してもいいんじゃないか、どうなんだい!」
そうつぶやきながら、AppStoreConnectやGooglePlayの売り上げを何度見ても、ゼロ、ゼロ、ゼロ。
心が折れそうになりながらも、「いつかはきっと・・・」と歯を食いしばり、アプリの機能追加を続ける日々でした。
【祝】初めてアプリ課金が発生!
ユーザー数も数百人に増えてきて、無料分の30枚を使い切ったお店もチラホラでてきました。
機は熟した。
「いよいよ発生するんじゃないか」
たとえるなら、カイジで沼の3段目クルーンのパチンコ玉が押し合いへし合いしている状態です。ざわ・・・ざわ・・・。
いつ大当たりしてもおかしくない。(といっても数百円ですが)
そしてアプリ公開から半年後、
忘れもしない2019年9月28日、
淡い期待を胸に膨らませながらAppStoreConnectを開くと
アプリ課金が初めて発生しました。
やったー!しかも2件も!
一気に200枚を購入してくれるなんて、神様のような人がいるんですね〜。
たった4.56ドル、約500円の売り上げでしたが、これまでの苦労が報われたような気がして、ニヤニヤが止まりません。
「この神様はどれくらいカードを使ってくれているのかしら」
少し気になったので、スタンプカードのデータを確認してみることにしました。
「おや?」
カードの消費枚数は0枚。。。どうやら無料30枚分を使い切ったお店じゃないようです。
「ま、アプリを気に入って今後も使い続けるから買ってくれたのかな。きっとそうだよ。」
心の引っかかりがありつつも、その日はキンキンに冷えてやがるビールでささやかな祝杯をあげたのでした。
数日後、カードが届かないとのお問い合わせががが
アプリ課金発生から数日後、こんなお問い合わせが届きました。
ユーザーからの問い合わせ
カードが届きません
「ん?どういうこと?」
問い合わせを出したユーザー情報を調べてみると、先日、200枚分を購入してくれたユーザーでした。
「もしや、紙のスタンプカードが届くと思われたのか・・・?」
背中にいやな汗が流れます。
「まさか、いやそんな、まさか・・・そんな勘違いする人、いる?」
自問自答しながらも、数日前の喜びのビールの味が、焦りの汗の味に変わっていきます。
悲しい返金対応
ともかく、お問い合わせを放置するわけにはいかないので、返信メールを打ちます。
こちらからの返信
(原文ママ)
いただきましたお問い合わせ内容から、当社から紙のスタンプカードが届けられると誤解をされたのかもしれません。
その点につきましては、アプリ内で説明不足でした。申し訳ございません。
スタンプカードアプリ【Staca】では紙のスタンプカードをお届けするサービスは行っておりません。
お店とお客様の間で「スマホのアプリ上で」やり取りされるスタンプカードの枚数に対して料金を支払っていただくサービスとなります。
ご購入いただいたスタンプカードの枚数はスマホアプリ上の【Staca】内でのみ、利用可能となります。
もし●●さまの意図したサービスと異なるようであれば、早急に200枚分の代金500円を返金させていただきます。
大変お手数ではございますが、振込先の口座番号をお伝えいただけますでしょうか。
誠意100%のメールをスパッと返信。
神様から「こちらの勘違いなので返金は結構ですよ」みたいな返信をほんの少しだけ期待しつつ。。。
しかし神様は全てお見通しでした。
ユーザーからの返信
返金されます事快く思います 口座お知らせします
金額500円
○○銀行△△支店
xxxxxxx
神は無慈悲です。
即日、銀行振り込みで返金対応を終えました。
終わってみたら振込手数料220円の赤字。
初売り上げ発生の喜びから一転、初損失の計上となったのでした。
後日談
想定外のことで意気消沈して、しばらくはアプリ開発の作業にも身が入らなかったのですが、幻の初発生から約10日後にまたアプリ課金が発生しました。
今回は無料30枚分を使い切ったお客さまで、継続して使ってもらっているようです。返金対応もなく、無事に売り上げ確定となりました。
捨てる神あれば拾う神あり。
ありがたみが身に沁みました。
プログラミング未経験からアプリ開発の近道!
プログラミングスクール【無料/有料】の選び方&おすすめスクールを3つずつ紹介
【悲報】初めてアプリ課金が発生!喜んだのもつかの間【現実は厳しかった】 関連ページ
- 【個人スマホアプリ開発】公開しているアプリ<Staca>の紹介
- スマホアプリ開発で【monaca】を選んだ理由と実際に使ってみた感想
- 【アプリで稼ぎたい】個人開発のスマホアプリってどれくらい儲かるの?【無理ゲー】
- 【monaca】開発を効率化するために実践している4つのこと【Tips】
- 【monaca】アプリ公開前にこれだけはやっておこう!【あとで困ります】
- 【障害】ローカルストレージの会員認証データが消えた【ごめんなさい】
- 【初心者向け】スマホアプリ開発の始め方【最短ルートでアプリ公開】
- 【祝】Stacaの会員数が5000人を突破しました【スマホアプリ開発】
- 【20代限定】未経験から3年で年収1000万の安定収入(+α)を得る方法【IT業界】
- 【monaca】AppTrackingTransparencyの実装方法【IDFA対応】
- 【障害】すべてのリアルタイム通信がエラーになってしまった【アプリ保守は面倒っす】
PR