転職サイト「レバテックキャリア」をエンジニア視点で評価してみる
「レバテックキャリア」はシステムエンジニアの転職に特化した転職サイトです。
これから転職活動を始めようと考えているエンジニアの皆さんにとって、かなり重宝するサイトになるかもしれません。
レバテックキャリアの特徴
転職先企業の情報が多い
「レバテックキャリア」を運営している「レバレジーズ株式会社」はもともとフリーランスのシステムエンジニア向けに案件情報を紹介するサービスを提供されていました。
そのため、現場で働くエンジニアやIT企業の人事担当とのコネクションから、求人情報がわんさとあがってくるわけですね。
もちろん、情報量が多ければいいというわけではないですが、多くの選択肢から自分にマッチした企業を選ぶことができる、というのは転職活動において大きな武器になると思います。
非公開求人が多い
IT企業の求人は公開されていないことがよくあります。
非公開にする理由は、基準を満たしていない求職者にフィルターをかけるためです。
たとえば、人気のあるIT企業が求人を公開してしまうと数百人単位で応募が殺到してしまい、書類選考や面接で多大なコストがかかってしまうんですね。
そのようなことを避けるために、スキルがマッチした人だけを紹介してもらうようにしているんですね。特に大手のIT企業はこのような傾向が強いです。
また競争が激しいWebサービス業界では極秘で進めるプロジェクトも多く、その場合は求人情報もシークレットになります。
レバテックキャリアでは現場のプロジェクトマネージャと情報交換ミーティングを定期的に行っているので、こういった非公開求人もたくさん扱っているということなんです。
キャリアコンサルタントの実績と丁寧な対応
私は15年以上、SEとして働いてきましたが、プロジェクトに要員を追加するときに面接を担当する機会が何度かありました。
そこでいつも感じるのが「システムエンジニアは自分の技術力に対して謙虚な人が多い」ということです。
たとえば、
- 入社してからプログラミングやテストばかりしていたので、設計はしたことがありません。
とか、
- ユーザーとの要件調整や設計しかしていないので、プログラミングのスキルはないです。
という人です。
しかし、このような人は謙虚というよりも、自分の技術力に気づいていないだけなんですね。
「なんにもスキルをもってない」と思っているエンジニアほど、採用する側から見ると「こういう人がうちに来て欲しい」というような実績を持っていたりします。
たとえば、
- 数名のチームのリーダーとして3年程度、Webシステムを構築したことがある
- サーバに対してOS・ミドルウェアの導入や環境設定をしたことがある
- Javaを使ったWebアプリケーションの設計から開発、テストまで経験したことがある
- データベースのパフォーマンスチューニングをしたことがある
などです。
「え、そんなことでいいの?」と思われるかもしれませんが、エンジニアを募集している企業にとってみると、のどから手が出るくらい欲しい人材だったりします。
募集要項だけを見ていると自分のスキルでは太刀打ちできないと考えてしまいがちですが、いちプロジェクトのレベルまで範囲を絞って見てみると、本当に企業が求めているスキルレベルがはっきりしてくることも多いです。
自分では「当たり前」だと思っていることが、企業側から見ると実は価値がある、ということはよくあることなんですね。
実は、この「あなたが当たり前と思っている価値」を引き出してくれるのがコンサルタントの役割なんです。
ですので、転職を成功させるためにはコンサルタントをうまく活用したほうがよいと思います。
システムエンジニアはシステムに関してはプロなのですが、いざ自分の実績や技術力をアピールしろと言われても、なかなか言葉に表現できない人も多いです。
レバテックキャリアのコンサルタントは元エンジニアの方が多いので、あなたのスキルに沿ったアピールポイントをうまく引き出してくれます。
あなたが持っている技術や実績をしっかりと企業に伝えることができたら、間違いなく転職は成功すると思います。
「転職活動がうまくいってない」という人は、もしかしたら、よいコンサルタントと巡り合っていないだけなのかもしれないですね。
コンサルタントって無料なの?
エンジニア業界で「コンサル」というと、
- 上流工程の美味しいところだけ持っていってあとは知らんぷり
- 単価がべらぼうに高い
- なのに成果物はパワポ資料3枚だけとか
- とりあえず、うさんくさい
というイメージです。(少し私怨が入っています)
コンサルの要求分析が終わって、システム開発プロジェクトが本格的に立ち上がるときにSEが最初にやる仕事は、「コンサルの夢物語を信じたユーザーの目を覚まさせること」、だったりします。
このようにIT業界で「コンサルタント」と聞くと少し警戒してしまうエンジニアも多いと思いますが、転職業界のコンサルタントはあなたのために転職活動をサポートしてくれるんですね。
具体的には、以下のような内容です。
- 数ある求人情報からあなたの希望に沿う企業を提案してくれる
- あなたのアピールポイントを引き出してくれる
- 正しい履歴書の書き方など、転職に有益な情報を提供してもらえる
- 希望する企業に応じた面接対策を教えてくれる
- 面接に不安がある人には模擬面接でアドバイスしてもらえる
また、IT業界のコンサルのように夢を見させるだけではなく、あなたの実績や技術力に即した企業をピックアップして紹介してくれるんですね。
しかもこれらはすべて無料で対応してくれます。
なんか無料でここまでしてもらっていいんですかね、っていう感じもしますが、人と企業をマッチングさせるというのは、
- 「求職者」は希望の職場に転職できる
- 「企業」は求めていた人材を補充できる
- 「転職サイト」は企業から紹介料をいただく
という、3者が利益を得られる「Win-Win-Win」の関係なんですね。
ですので、無料だから逆に心配、という方も遠慮せずにコンサルタントに相談すればよいと思います。
公式ページ ⇒ レバテックキャリア ※ 外部サイトです
残念な点をふたつほど
レバテックキャリアはエンジニアにとってピッタリな転職サイトなのですが、残念な点がふたつほどあります。
知名度が低い
ひとつは「まだそれほど知名度が高くない」ということです。
レバテックはこれまで「フリーランスSEの間では知らない人がいない」というくらい有名なサイトでしたが、正社員向けの転職サービスとしてはそれほど知られていません。
ただ、これは良質な求人情報はたくさんあるのに、「レバテックキャリアを知っているエンジニアが少ない」、という状況なんですね。
転職市場も需要と供給で成り立っていますから、求人情報よりも転職者が少ないサイトでは、転職者側にとって有利な条件の企業が見つかる可能性が高くなるということです。
知名度がまだ低い今こそ、利用するチャンスと言えるでしょう。
求人情報を扱っている地域が限られている
あともう一つの残念な点としては、サービスを提供している地域が主に首都圏だけということです。
とても残念ですが、関東以外の地域で転職を考えている人は、大手のリクナビやマイナビに頼るしかなさそうですね。
ITエンジニアの想いに寄り添って考えてくれるサイトを選ぶ
通常の転職サイトはIT企業だけでなく、さまざまな業種の求人情報を扱っています。そのため、全くIT業界のことを分かっていないコンサルタントにあたってしまう可能性もあります。
転職はあなたの人生を左右する重要なイベントです。
システムエンジニアの業界事情をよく知らないコンサルタントに自分の将来を任せてもよいのでしょうか。
エンジニアを辞めて別の業界で働きたいという人ならそれでもよいですが、SEとしてステップアップしたい人、技術力をつけたい人ならIT専門のコンサルタントと転職活動を進めたほうがよいと思います。
レバテックキャリアを特にお奨めしたい人
- 上流工程の仕事がしたいエンジニア
- Webアプリケーションの開発に携わりたいエンジニア
- マネジメントスキルを磨きたいエンジニア
- スマホ関連の技術を活かしたいエンジニア
- 年収を上げたいエンジニア
- 社内SEになりたいエンジニア
- 平日の残業や土日出勤の勤務条件を見直したいエンジニア
- 二次請け、三次請けではなくユーザー企業と近い位置で働きたいエンジニア
- 今の会社ではキャリアパスが見えないエンジニア
- 周りにいるSEのレベルが低いと感じているエンジニア
- 現在のスキルを生かしたいエンジニア
レバテックキャリアを特にお奨めしない人
「レバテックキャリア」はこのような人にはおすすめできないです。
- 関東以外で転職を考えているエンジニア
- 正社員ではなく独立開業したいエンジニア
- IT・Web業界から足を洗いたいエンジニア
まとめ
レバテックキャリアは関東圏でシステムエンジニアで、真剣に転職を考えている方にはピッタリのサイトだと思います。
ですので、
- IT・Web企業のSEとしてキャリアを形成していきたい
- やっぱりシステムエンジニアが好き
と考えている人はうってつけの転職エージェントと言えるでしょう。
興味のある方は以下のリンクからどうぞ。
たったの30秒で登録できます。
公式ページ ⇒ レバテックキャリアでキャリアアップ!
転職サイト「レバテックキャリア」をエンジニア視点で評価してみる 関連ページ
PR