未経験者歓迎!知識ゼロからシステムエンジニアを目指す

ハンディキャップを持つ人のために

 

世の中にはいろんなハンディキャップを持った人がいます。

 

目の見えない人、耳の聞こえない人、手足が不自由な人。
コンピュータシステムの力を使って、そのような方々の手助けができないものでしょうか。

 

目の見えない人が困っていること

たとえば、目の見えない人が一番困ることはなんだと思いますか。

 

実は郵便物だそうです。

 

郵便物はすべて文字で書かれていて、公共料金や税金のお知らせなどの重要な書類もあるわけです。
中には人には読んでもらいたくないプライベートな手紙もあるかもしれません。
しかし、それらは家族や信頼できる友人など、目の見える人に代わりに読んでもらうしかないのです。

 

ではシステムエンジニアの視点として、このような人達を助けてあげる仕組みは考えられないでしょうか。

 

たとえば、目の見えない人への郵便物は、文字を自動的に点字に変換して送ってあげるシステム
点字さえも読めない人のために、文字を音声に変換して音声ファイルで送ってあげるシステム

 

ただ、音声だと第三者に聞かれる恐れがあるので、個人の携帯端末(もちろん目の見えない人用にカスタマイズされた端末)あてに、メールでMP3の音源を送ってイヤホンで聞いてもらうようにするとか。

 

さらには、指紋認証や声紋認証で本人と特定された人でしか聞けないようセキュリティを強化したり、音声案内と音声応答だけで、請求金額の確認から銀行振込まで完結できるようにすることもできるでしょう。

 

このようなアイデア次第で、ハンディキャップのある方が今より快適に過ごせるようになりますし、健常な人に依存しなくてもいい、本当の意味での「自立」を支援できると思います。

 

誰がお金を出すべきか

ただ、システムを作るのにはお金がかかります。
現実にはこのような仕組みを普通の企業がお金を出してシステム化することは難しいでしょう。
なぜならシステム化の恩恵を受ける人が圧倒的に少ないからです。
ぶっちゃけ儲からないのです。

 

これは仕方がないことなのかもしれません。
企業は営利団体であり、そこで働く社員も生活するためにはお金がかかります。

 

ですので、地方公共団体が率先して、このようなシステム構築にもっとお金を使って欲しいと思います。

 

目をつぶれば、目が見えない人の気持ちを察することが出来ます。
耳をふさげば、耳が聞こえない人の気持ちを察することが出来ます。

 

人間はともすれば自分だけが幸せになることだけを考えがちです。
しかし、ハンディキャップのある人を支援するための仕組みを考えたり、実際にシステム化することで、本当に困っている人を助けることができます。
また、その仕事を通じて、お金では得られない満足感が得られると思います。

 

給料は安くてもいいから、本当に困っている人を助けるためのプロジェクトで自分の技術を生かしたい

 

そんな思いをもつシステムエンジニアは世の中にたくさんいるのではないでしょうか。

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