【個人スマホアプリ開発】公開しているアプリの紹介
こんにちは、Stacaの中の人です。
スマホアプリStacaを開発しているフリーランスのシステムエンジニアです。
プログラミングが大好きです。
このブログはスマホアプリの開発ブログです。
アプリの作り方や開発するときにハマったことなどを書いています。アプリリリース後の収益や会員数もこっそり公開しています。
これからスマホアプリを作ってみたいと考えている人や、すでにアプリを開発している人の参考になれば嬉しいです。
まずは自己紹介がてら、開発しているアプリを紹介します!
1. 開発しているアプリ
「Staca」というスタンプカードのアプリです。

以下のサイトで公開しています
スタンプカード アプリ Staca
2018年7月くらいから開発を始めて、半年後の2019年2月にリリースしました。
リリースしたあとも機能を追加したり、バグを直したりで、ほぼ毎月のようにアップデートを続けています。
使っている開発ツールはmonacaです。
コーディングからデバッグ、リリースまで、全てブラウザ上で完結するので、とても便利です。
スマホアプリ開発で【monaca】を選んだ理由と実際に使ってみた感想
2. Stacaを作ったきっかけ
紙のスタンプカードって不便だな〜と感じてました。
理由は、
- 財布に入れておくとかさばるし
- たまに行くお店のスタンプカードなんて日々持ち歩かないし
- 中途半端に溜まったスタンプカードが家に散乱してるし
- 久しぶりに使おうとしたら有効期限が切れてたり
- 最近ではスマホ決済で、財布を出すことも少なくなってきたし
「スマホでお店のスタンプを貯められたら便利だろうな〜」と思ったことがきっかけです。
思い立ったが吉日、早速、競合アプリの調査です。
AppStoreやGooglePlayで似たようなアプリを調べてみましたが、月額料金が高かったり、専用の機器が必要だったりで、町の小さなお店が使うにはハードルが高いアプリしかありませんでした。
これは勝負できる!
「安く」て「便利」なアプリを作れば、必ず使ってもらえると確信し、すぐにアプリの開発にとりかかります。たくさんの人に使ってもらえれば、アプリ課金や広告収入で大金持ちになれるんじゃないかしら、なんてニヤニヤしながら。
しかし、そんな甘い考えはコテンパンに打ち崩されるのでした。
【アプリで稼ぎたい】個人開発のスマホアプリってどれくらい儲かるの?【無理ゲー】
3. Stacaで出来ること(ざっくり)
Stacaはお店とお客さま、それぞれのスマホにインストールして使ってもらいます。
お店が使う場合
- お店のスタンプカードを作ることができる
- お客さまから提示されたスタンプカードにスタンプを押すことができる
お客さまが使う場合
お店のスタンプカードを取得して、スタンプを貯めることができる
スタンプが貯まったらお店の特典を利用できる
シンプルですが、Stacaでできることはこんな感じです。
「お客さまがスタンプカードを提示したよ」とか「お店がスタンプを押したよ」というやり取りをお互いのスマホにプッシュ通知できるようにしています。
4. Stacaで出来ること(詳しく)
Stacaでできることをちょっと詳しめに書いています。
興味のない方は読み飛ばしてもらっても大丈夫です。
最初からすべての機能を実装していたわけではなく、少しずつ機能を追加してアップデートを続けています。
会員登録機能
ニフクラmobilebackendの会員登録&認証機能を使って、メールアドレスでログインすることができます。一度ログインすると次回以降は自動ログインできるよう、ローカルストレージにログイン情報を保管しています。
ただ、メールアドレスを入力して会員登録するのって、使う側からするととても面倒な作業です。よく分からないアプリに個人情報を登録することを躊躇する人もいるでしょうし。
そういったライトユーザーの方のために、会員登録せずに利用できるようにもしていて、これもニフクラmobile backendの匿名ログイン機能を使っています。
【障害】ローカルストレージの会員認証データが消えた【ごめんなさい】
お知らせ配信
お店から「今週はポイント2倍だよ」とか「来週セール開催!全品半額!」などのお知らせを配信することができます。
「即時配信」と「指定した日付に配信」のどちらかを選択できます。これはニフクラmobile backendのプッシュ通知機能を使っています。
スタンプカード情報のバックアップ
スタンプカードに押印されたスタンプ数や、これまでに獲得したスタンプ数などの情報をファイルに保存できます。
お店やお客さまにとってスタンプカードの情報はお金と同じ価値を持っているものなので、「アプリが急に削除されたらどうしよう」「スタンプカードのデータが消えてなくなったらどうしよう」という不安を解消するために、端末やGoogleDriveにCSVファイル形式で保存できるようにしています。
SNS共有
twitterやfacebook、Instagramでお店のスタンプカードの情報を共有できます。
お店の方がSNSを使って広めたいときや、お客さまが行きつけのお店を友達に紹介したいときに使ってもらう機能です。
アプリ内課金
アプリ自体は無料でダウンロードして利用できますが、スタンプカードの枚数をアプリ課金で追加できるようにしています。今のところ追加100枚で250円くらいの価格で販売しています。また、どうしてもお金を払いたくないという方のために、動画広告を見てもらうことで無料で1枚ずつ追加できるようにもしています。
【悲報】初めてアプリ課金が発生!喜んだのもつかの間【現実は厳しかった】
サブ店舗情報や店員情報の追加機能
支店が複数あるお店向けに、複数の店舗情報を登録できるようにしています。登録された複数の店舗で共通のスタンプカードを利用できます。
また、スタンプカードを押印するのはお店のオーナーだけとは限らないので、複数の店員がスタンプを押せるよう、店員の情報を登録することできます。店員ごとにログインしてもらうことで、誰がスタンプを押したか、履歴情報も残ります。
5. アプリ開発でこだわったポイント
お店が今、使っている紙のスタンプカードをそのまま使えること
お店で使われているスタンプカードのデザインがそのまま使えるように、紙のスタンプカードをスマホで撮影してアップロードできるようにしています。スタンプカードはお店の顔でもありますし、お店オリジナルのデザインを使いたいという要望は必ずあると思いますので。あと、1枚あたりのスタンプ押印数(=マスの数)やスタンプの画像も自由に設定できるようにしています。
逆に「デザインなんか気にしない、とにかく気軽に使いたい」という人のために、テンプレート画像からも選べるようにしています。
多言語対応
スマホアプリは世界各国にリリースすることができるので、多言語で使えるようにしました。
世界中の人が使ってくれたらアプリ課金や広告収入でたくさん稼げるかも、、、なんて下心も持ってました。はい。
しかし、今のところは海外のユーザーは1%以下です。
リアルタイム通信
スタンプはお会計のときに押してもらうので、お客さんがスタンプカードを提示したことを、お店側に通知する必要があります。
最初はプッシュ通知だけを使っていましたが、プッシュ通知だと相手に届くまでのタイムラグが数十秒くらいあるので、対面でのやり取りには向いてないんですよね。なので、チャットのようにすぐにお店側のスマホに通知できるPUSHERを使ったリアルタイム通信を使っています。
6. まとめ
以上、今回は開発しているアプリの紹介でした。
アプリの作り方や各機能の実装方法はこのブログにどんどん書いていきますので、これからスマホアプリを作りたいと思っている人の参考になれば嬉しいです。
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