【知ってた?】プログラマ(下級職)の単価相場はプロマネ(上級職)とほぼ同じという事実【70〜75万円】

【知ってた?】プログラマ(下級職)の単価相場はプロマネ(上級職)とほぼ同じという事実【70〜75万円】

こんにちは、Stacaの中の人です。

 

15年ほどフリーランスのシステムエンジニアをやっています。

 

最近の単価相場が気になったので調べてみたところ、驚愕の事実が発覚しました。

 

職種ごとの平均単価

プログラマの平均単価

 

システムエンジニアの平均単価

 

プロジェクトマネージャの平均単価

 

※ 出典 レバテックフリーランス

 

  • プログラマ・・・70万円
  • システムエンジニア・・・73万円
  • プロジェクトマネージャ・・・75万円

 

2021年時点、下級職であるプログラマと上級職であるプロジェクトマネージャの差がたったの5万円しかないんですね。

 

一昔前ならプログラマは50万円前後、プロジェクトマネージャは80〜100万円が相場で、圧倒的な差がありました。

 

プログラマの単価が上がった理由
若い人がプログラマになりたがらない

プログラマ人口が増えない = 需要はあるのに供給が減るので、相対的にプログラマの価値が上がって単価相場も高騰しています。

 

実際、プログラマの求人案件数は5000件以上あるのに対して、プロジェクトマネージャは1300件程度です。

 

今なら需要が高いので、たくさんの選択肢の中から条件の良い案件を選べるということですね。

 

昔に比べて専門的なスキルが求められる

昔ながらの業務系システム開発やゲーム開発に加え、スマホアプリやWEB系アプリ、AI系システムの登場で開発環境やプログラミング言語が多岐にわたり、各分野でより専門的なスキルが必要になってきています。

 

「1人のプログラマが複数の言語を浅く広く習得する」という時代から、「1つの言語を極めて深い知識がある人材」が求められるような時代になりました。

 

以前であればプログラマは若くて替えがきく(悪く言えば体力に自信があれば誰でもできる)ので単価は低く抑えられていましたが、上記の理由でプログラマの単価は高くなってきています。

 

またこれまで、IT業界では「プログラマ」⇒「システムエンジニア」⇒「プロジェクトマネージャ」という出世魚のようなキャリアアップのルートが王道でしたが、今はそうではなく「初級プログラマ」⇒「上級プログラマ」⇒「超上級プログラマ」のように、職種は変えずにステップアップしていくルートが確立されつつあります。

 

プログラミング言語ごとの平均単価(高い順)

Go言語の平均単価

 

Rubyの平均単価

 

Swiftの平均単価

 

Pythonの平均単価

 

Javaの平均単価

 

C#の平均単価

 

COBOLの平均単価

 

※ 出典 レバテックフリーランス

 

  • Go言語・・・81万円
  • Ruby・・・80万円
  • Swift・・・79万円
  • Python・・・77万円
  • Java・・・69万円
  • C#・・・68万円
  • COBOL・・・61万円

 

最近登場した新しいプログラミング言語は平均が80万円を超えてますね。これは新しい言語のほうが「求人=需要」が多く、「使える人=供給」が少ないからです。

 

逆に、COBOL、C#、Javaは60万円台で単価は低いですね。これらのメジャーなプログラミング言語を使っているシステムは今でもたくさんあり「求人=需要」もそこそこ多いのですが、それ以上に「使える人=供給」が多いので、単価はどうしても安くなってしまいます。

 

しかし、こうやって比べてみると一番高い「Go言語」と一番安い「COBOL」では、年収にして240万円という差が出てしまうということですね。この差はでかい。

 

なので、

  • これからプログラマになりたい
  • どのプログラミング言語を学ぼうか迷っている

という人は、Go言語やRubyなどのできるだけ新しいプログラミング言語から学ぶことをおすすめします。将来的に高い収入を得られるプログラマになれる可能性が高いです。

 

プログラミングの学び方(初心者向け)

※ すでに1つ以上の言語をマスターしている人は読み飛ばしてOKです。

 

本で勉強する

基本ですね。

 

注意点としては、背伸びして「上級者向けの本」を選ばないこと。最初の10ページで心が折れてしまいます。本で勉強する場合は、必ず初心者向けの本を選んでください。

 

おすすめの本を、言語別にいくつか貼っておきますね。

 

Go言語

 

Ruby

 

Swift

 

Python

 

ネットで独学

やめておいたほうがよいです。

 

ネット上の記事は本当かウソかの見分けがつきにくかったり、記事自体が古くて使い物にならなかったりします。

 

わからない用語を調べるためにネットを使うのは全然アリですが、勉強するためにネットで独学するのは時間の無駄なのでやめておきましょう。

 

プログラミングスクールで学ぶ

独学では何から勉強していいかわからない、っていう人はスクールに入るのも一つの手だと思います。

 

スクールの講師はプログラミングを教えるプロですから、要領よく学ぶことができますし、最短ルートでプログラミング言語をマスターできると思います。

 

プログラミングスクール【無料/有料】の選び方&おすすめスクールを3つずつ紹介

 

高単価のプログラマ案件を見つける方法

高単価のプログラマ求人を扱っているサイトを紹介しておきますね。

 

どのサイトも利用料金は無料です。
条件の良い求人情報や、高単価の案件情報を見つけたいならぜひどうぞ。

 

正社員向け

レバテックキャリア : IT/Web系のエンジニア向けに特化した転職サイトです。
マイナビIT : マイナビが提供するIT業界に特化したエージェント。
DODA : 求人の取扱い数はトップクラス。20代の利用が多い。

 

フリーランス向け

レバテックフリーランス : 単価80万円以上の案件が多数!
geechs job(ギークスジョブ) : 東京・大阪のほか愛知や福岡の案件紹介あり
ポテパンフリーランス :これからフリーランスを目指す人向け。案件探しサポートが充実

 

もはやプログラマは下級職ではない

昔はプログラマは下級職と言われ、安い単価で使い捨てされる職種でした。しかし、今ではプロジェクトマネージャと同じくらいの高収入が得られるようになってきています。

 

20年以上、この業界にいますが、プログラマの労働条件は今が一番いい時期なんじゃないかなと思います。

 

でも何よりプログラミングって楽しいんですよね。「自分が作ったプログラムが自分の思い通りに動いたときの快感」というのはプログラマでしか味わえない感覚ですから。

 

「プログラミングが好きだ!」っていう人は、「プログラマ」を目指してみてはどうでしょうか。

 

それでは今回は以上です。

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