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WBS

WBSとは「Work Breakdown Structure」の略で、直訳すると「作業内訳の構成」となります。
つまり、「やるべきこと(Work)を詳細化した(Breakdown)、構成物(Structure)」ということです。

 

WBSは通常、プロジェクトを始めるタイミングで作成します。

 

まず、プロジェクトの「成果物」をできるだけ細かい単位に分解します。
成果物とは、具体的には設計書やプログラムなど、エンジニアが作成する「モノ」を指します。

 

その「成果物」が完成するまでに必要な「作業(タスク)」とその「工数」を記入していきます。
そして、「作業」と「工数」に応じて「担当者」と「作業期間」を割り振っていきます

 

たとえば、「単体テスト結果報告書」という「成果物」に対して、「単体テスト環境準備は1人日」「単体テスト実施は2人日」のように「作業」と「工数」を記入します。そして「担当者」であるAさんが4/1〜4/5の作業期間で作業を終わらせるという予定を立てるのです。
このようにしてWBSを作成することで、プロジェクトメンバー全員が成果物、作業、工数、担当者、スケジュールを把握することができるようになります。

 

そして、プロジェクトが始まると、作成されたWBSに対して、プロジェクトのメンバーに日々の実績を入力してもらいます。
こうすることで、プロジェクト管理者はWBSから、進捗に遅れがないか、作業の漏れはないか、といったことを把握できるようになるのです。

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